PSoC ExpressとArduinoで遊ぼう！

PSoCなミニボード達

左が「CY3210-MiniProg1」に付属してくるもの、右がCY3210-PSOCEVAL1です。
MiniBoradはそのままでは使いづらいのでABS板を加工して、台を作ってみました。
どちらのボードも、ゼロプレッシャーソケットを加工して使っています。

ご覧のようにCY3210-PSOCEVAL1は小さなブレッドボードが載っていますのでちょっとした部品を使って試作実験ができます。

道具を揃えましょう。（ハード編）

最低限必要なハードは、
・Windows 2000/XPが動くパソコン
・PSoCのライター
です。
PSoCのライターは、秋月電子通商で販売している「PSoC MiniProg（PSoCライター[CY3210-MiniProg1]）」がお勧めです。
このセットには、PSoC ２個と小さな基板が入っています。

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道具を揃えましょう。（ソフト編）

PSoC Expressで遊ぶために、PSoC ExpressとPSoC Programmerをダウンロードしてきましょう。
まず、Cypress社のHPにアクセスし、
「設計資料」の下にある「ソフトウェアおよびドライバ」をクリックし、「Products:」から、「PSoC Mixed-Signal Controllers」をクリックします。
その下に表示されるリストから、
PSoC Express [14 Feb, 2007]
PSoC Express Version 2.2 Express Pak 1 UPDATED [30 Mar, 2007]
PSoC Programmer UPDATED [22 Mar, 2007]
をダウンロードして下さい。（2007年4月5日現在）

注意：PSoCの開発ツールは、Windows 2000/XPで動きますので、Windowsが動くマシンを用意して下さい。また、USBポートもついている必要が有ります。Macintosh上のBoot Camp／Parallels Desktopで動くかどうかは未確認です。試した方はお知らせ下さい。

さぁ、始めてみましょう！

PSoCはPICやAVRなどと同じ組み込み用の小さなマイコンチップです。
でもちょっと変わっていて、OPアンプのようなアナログ回路が組み込まれていたり、PICなどでは固定されている周辺回路がある程度自由に組み合わせできるなど、ちょっと面白い事ができそうなCPUです。
さらに、プログラムが苦手な人でも、積み木を組み合わせるようにプログラムを組上げていけるアプリケーション「PSoC Express」がメーカーのサイプレス社より無償で提供されています。

しかし、残念な事にPSoCの日本語解説本は１冊だけあったのですが、先日絶版になってしまいました。ましてや、PSoC Expressの日本語解説本はこの世に存在していません。

と言う事で、まだ私もよく判らない事が多いのですが、少しずつ試しながら使えそうなものを作ってみようと思いますので、お暇な方はお付き合い下さい。