December 19, 2009

デジタル設定のラッチ&タイマー その4

3)乾電池動作のための改造

まず最初に、ダイオード、三端子レギュレーターなどの意味が分からない方はマルチモードタイマーの改造は無理ですので、以下の文は読み飛ばしてください。


乾電池で動くように改造するためには完成品ではなくキットを買ってください。
もちろん、組み上げてしまったキットはダメです。

マルチモードタイマーはDC 12Vで動くように設計されています。これは使用しているリレーがDC 12Vで駆動するタイプだからです。これをDC 5Vで動作するものに替えればすむのですが、マルチモードタイマーに使用されているリレーは中国製で日本国内では手に入りそうもありません。

リレーは小型の1回路2接点のものを探してください。(例えば、http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-01346/)
三端子レギュレーターは低ドロップタイプのものを使ってください。(例えば、http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01190/)

回路の改造は、

1)逆接続防止用のダイオードD1の替わりに抵抗などの線の切れ端を使ってショートさせます。
2)オリジナルの三端子レギュレーターの替わりに低ドロップタイプのものを取り付けます。入出力を間違えないようにパーツの説明書をよく読んで確認してください。
3)細い配線材でリレーと基板間を接続します。マルチモードタイマーの回路図とリレーの説明書をよく読んでどのように接続するか確認してください。リレーは接着剤などで基板に固定するとよいでしょう。

の三点です。
電源には乾電池を4個直列にしたものを使ってください。DC 6Vになりますが、リレーの駆動にトランジスタが使われていますので大丈夫でしょう。

なお、以上の改造は自己責任でお願いします。
Posted by onchanks at 20:31:01 | from category: Arduino | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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